一人親方労災保険があって助かりました
私の父は大工として自営業を営んでいました。
手先が器用な父は仕事が丁寧で評判が良く、顧客に細かい仕事をサービスでやってあげたりする優しい人です。
また、お客さん以外の人からでも相談や問い合わせがあるとキチンと対応するので、友人や親戚、近所人からも頼りにされています。
そんな父が倒れたのは3年前。震災から少し経った時のことでした。
雨の日に足をすべらせ屋根から落ちてしまい、肩と背骨の骨を折る大怪我をしてしまいました。
奇跡的に命に別条はないものの、年齢のこともあり現場復帰は難しいとの医者の診断でした。
仕事は若頭が仕切ってくれて、何とかなっていましたが父は3ヶ月の入院を余儀無くされました。
そして3ヶ月の入院費用も馬鹿になりません。
ここで役に立ったのが一人親方労災保険です。
父は大工の頭領、つまり普通の会社ので言う役員の立場なので一般的な労働災害保険には加入できません。しかし大工等の建設系の仕事は親方や役員クラスの人が現場に出て汗を流すことは日常茶飯事です。しかしそれだと、親方や役員が現場で怪我をした時に困る…ということで存在するのが一人親方労災保険です。
しっかり者の父はこの保険に入っていたので、入院費用は保険から捻出することができました。
もし入院費用が実費払いだったら一体どう払っていたのか…今考えてもゾッとします。
一人親方労災保険のお陰で我が家は助かりました。
おかげで父の怪我は順調に回復して、予定より2週間も早く退院しました。
その後もリハビリに通い、1年後には現場に出てガンガン仕事をしていました。
これにはお医者さんもビックリしていました。
私はそんな父を誇らしく思います。
もう怪我だけはして欲しくありませんが…。
一人親方労災保険組合へのお申し込みは、0120-637910(ろうさいなくそうひとりおやかた)