一人親方労災保険ガイド

一人親方労災保険ガイド

自分を守る唯一の手段

業務上であってはならないこと。 それは災害による怪我や病気です。 通勤途上で車にぶつかったり、駅の階段から転んで 足の骨を折ってしまうなどの通勤災害。 或いは、自分が受け持っている作業現場で、高所作業をしていて 安全ベルトをしていたにも関わらず、落ちたりしての怪我。

ヒヤリ・ハットとよく言われることてすが、どんな場所にも危険がはらんでいるものです。 どんなに注意を払っていても、不可抗力的な予測しがたい危険というものがあって 避けられない怪我をしてしまうこともあり得るのです。

一般の企業であれば、そのような不測の事態にあっても しっかりと労災保険に加入をしているので、 その範囲内で、病院の治療費、通院費が適用されます。

怪我による不就業でも休業補償があるのです。 しかし、一人親方の立場にいる人は、この点かおろそかになって しまいがちです。 作業現場での事故や怪我のリスクが高い環境にある場合が 普通のサラリーマンと比べて多いのではないでしょうか。

もし、ケガをして仕事ができなかった場合、それだけで 収入が閉ざされることになるのです。 ましてや、大きな怪我によって治療費が高くなると、それも大きな マイナスとなって来るでしょう。

労災保険に加入することは、諸々の手続き上、面倒な思いをするかもしれませんが 自分の生活だけでなく家族の生活までも支えてくれる非常時の 自分を守る唯一の手段と言えるのです。

それだけ、労災保険は内容が充実しているので、必ず加入することが 重要です。